フェチ

 
  目の前に記された今日のお題。
 一日一本、文章を書いていこう。
 できるだけ人が思いつかないような表現で
 できる限り人が思いつかないような話を。
 確かにそう目標を立てた。間違ってない、自分が言ったこと。
 撤回はしないし、するつもりもない。
 
 「でもさぁ…」

 これってどう書こう。顔を近づけて、フェチの3文字とにらめっこ。
 ちなみに文字が出ているのはパソコンの画面。そんなに近づいたら
 目が悪くなるよ。

 「んー…」

 悩んで悩んで時間が経過。気がつけば、深夜の1時過ぎ。
 てか、フェチって何フェチ?足とか背中とかいっぱい
 あるでしょうに。
 
 「どーうーしーよーうー…」
 
 ここで寝てもいいけれど、なんだかとっても切りが悪い。
 でも眠さは限界。こうなったら…。
 

 ガタガタと音を立ててキーボードを打つ。
 書いて書いて思いつくままに書いて。
 
 「よしできた!」

 不意をつく、という点では文句は言わせない。
 というものが完成。

 「あー、気が済んだ」

 これで眠れる、おやすみなさい。




 
 ぜんっぜんフェチについて書いてないじゃん。
 それは間違いです。

 てか、フェチって何フェチ?足とか背中とかいっぱい
 あるでしょうに。

 ほら、この部分は立派なフェチ小説!(逝け)
 なんつー小説やねん、てかこれほんとに小説か!?
 とか言わないでください。本人もそう思ってますから。
 でも、文中にも書いたとおり 不意をつく という点では
 ついてますよねぇ、不意。だって、フェチってお題目で
 こんな文章書くとか思わないでしょう、普通は。
 自分的には、満足です。でも、お題を出してくれた方
 こんなんなってごめんなさい(笑)

 ようするにあれですよ。フェチ ってお題で何書こうか
 悩んだので、今の自分の現状を文章化してみただけです。
 こういう小説もありでしょ?