02.

  「うわぁ、変わってないなぁ」

 変わらない風景。スラカは思わず声を上げた。
 隣では、キルカがくぃ?と首をかしげている。
 
 「俺がはじめてきたときもこんな感じだったんだよなぁ。
  ここ」
 
 門のすぐ傍に露店用の敷物を敷いて、商品を並べる。
 看板には『初心者の方、質問受け付けます。お気軽にどうぞ』
 と書き込んだ。

 「これでよしっと」
 
 そのまま敷物の上に腰掛、持ってきた本を広げた。
 露店を開いていても客が来なければ暇。本はその為の
 暇つぶしである。キルカは傍に伏せ、昼寝体制に入った。
 その背を撫でながら、スラカは読書に勤しむ。
  時折やってくる客や初心者の質問に答えながら
 ゆるゆると時はすぎていった。

 「んー、もうこないかなぁ」

 あたりを見回し、人が少なくなってきたのを確認して
 店じまいの準備を始めた。 

 「あ、そういえば。テスさんたちに頼まれてたんだっけ」

 北部の見回りをしてきてくれ。その言葉とともに渡された
 1枚のメモ用紙。それは、北部の地図だった。地図上の
 数箇所に見えるマークは、兵が立っている位置をしめすもの
 なのだそうだ。

 「えーっと、ここから一番近い兵士さんはーっと…」

 マジリタから北部に出る門は2つ。その2つの道の合流点に
 『パック』と記してあった。

  「んー、行ってみようかな。何か聞けるかもだし」

 スラカは、北部の奥へと向かった。
 しばらく歩くと、槍を持った兵士が1人立っている。
 あれがパックだろう。

 「あの、すみません」
 「はい?こんにちは、何か困ったことでも…
  っと、あなたがスラカさんですね」
 


 ん…?なんかキリが悪いような…。
 気のせいですね、多分(まて)ちなみにここで切ったのは
 文章が浮かばなくなった、とかではありません。
 次、悩んでるのは否定しませんが…。
 あ、前回言いましたタイトルの由来『静かな魂』ではなく
 『沈黙の魂』でした。なにがまんまだ…ある意味当たってるけど。
 前回のその部分も修正させていただきました。
 申し訳ありませんでした(>_<)