おまけ 「明けましておめでとー」 「今年もよろしくね〜」 おめでとうとよろしくの言葉が行きかう宴。 「スラカー、ソバ以外のないのー?」 「つまみ持ってこいつまみ〜」 大人たちは完全に出来上がっていた。集まったメンツの中に 酒を持参してきた客がいたらしい。酒ではなく、つまみが要求される。 「つまみねぇ…」 銀杏なら山ほど余ってるけど。 「やだぁー、ぎんあんは嫌いなのー」 「そうだったね…」 てか、呂律回ってませんよお姉さん。 「なんかあったかなぁ」 冷蔵庫を開けて覗いてみるも、つまみになりそうな ものはない。 「どうしよっかなぁ」 「スラカスラカ」 とりあえずリビングに戻ろうとしていると横から服を 引っ張られる。見てみるとそこには大きなローストチキン。 もとい、鳥の丸焼きがあった。 「これでつまみになるだろ」 「え?あー、まぁなるにはなるけど…」 大皿にのった鳥の丸焼きを宴会場に持っていくくぉりてぃの 後姿を見ながら、スラカは引っかかりを覚える。 あの鳥、どこかで見た気がするんだけど…。 そういえば、今日はデーモンがミズクを連れてきていた。 そして、それを聞いた時のくぉりてぃのにやり笑い。 「て、もしかして!」 スラカは宴会場に飛び込んだ。 「くぉちゃん、それもしかしてデモンたんの…」 「マドレーヌー!」 スラカの発言は、突如響いた叫び声によってかき消された。 声の主はもちろんこの人。誰もが認めるミズク、むしろ鳥好き デーモン。今の叫びからすると、自分の予想は当たっていたらしい。 「ジュリアス、マドレーヌにヒールかけてあげて」 愛メイトの1匹、マッドテイルのジュリアスを召還。 「やったね、くぉたん」 面白そうな表情を浮かべている美月姫。 その他、慣れているメンバーは苦笑を浮かべたりとさまざまだ。 唯一慣れていなかったのはペックで、驚いているのをニモカが しきりになだめている。 1年の始まりは騒動から。 今年も1年、よい年になりますよう…に? 「もう、いい年じゃなくなってるよ〜!」 それは、ご愁傷様。 あとがき。 まず初めに…。出演してくれた 姫タン、デモンタン、まるちゃん、ミレちゃん、ぺくたん それからハイチャン! ありがとうございました。前に一度出たことのある方 そして、今回初登場の方。初登場の方に関しては、無断で 出した方がほとんどです。時間が時間だったので確認が取れなかった のですが、スラカの出て欲しい!という勝手な気持ちで出させて いただきました。勝手に出してごめんなさい。そして、ありがとうございました。 ぺくたんへ いきなりの招待にOKサインをありがとう。 ニモカと一緒に登場、ということであんな役になってしまいました。 お兄さんっぽく。を目指してみましたが、いかがでしたでしょうか? 苦情は24時間受付中なので、いつでもどうぞ〜。 それでは、ことしもよろしくお願いします。 back